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中国の春節とオリジナルノベルティの関係性

中国の春節とオリジナルノベルティ

「旧正月」「春節」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
現在、一般的に使用されているのは西暦・新暦(太陽暦)ですが、西暦が普及するまでは旧暦(太陰太陽暦)を使用していました。「旧正月」や「春節」とは旧暦の正月期間のことを指します。旧暦は、日本でも約150年前の明治時代初期まで使用していた暦です。
今回は、旧暦と関連した「旧正月」「春節」についてご紹介します。


1.旧暦を使用している国と日本

今でもアジアの国では、西暦と並行して旧暦を意識している国があります。その中でも有名なのが中国です。中国では西暦の正月よりも旧暦の正月「春節」を盛大にお祝いします。日本でも横浜や神戸の中華街で盛大にお祝いされている様子をニュースなどで見たことがある人も多いのではないでしょうか。

国産の原料を使った和紙

また、台湾や韓国でも旧正月の時期はデパートが休業したり、里帰りをする人が増えたりします。そしてタイ、マレーシア、シンガポールでも盛大にお祝いをする文化が残っています。

現代の日本では新暦が浸透していますが明治時代までは旧暦を使用していました。しかし、旧暦を使用すると季節と年間の月の数にズレが生じ、数年に1度は1年を13カ月にして調整を行う必要がありました。これを閏年と呼んでいます。そして閏年は13カ月になるために、役人への給料を13カ月分支払う必要がありました。
実は暦を新暦に変更した年はちょうど閏年で、1年が13カ月の予定でした。しかし当時の政府は財政難に陥っており、役人への13カ月目の給与の支払いを回避するために新暦を取り入れて、13カ月目の給料の支払いをしないという選択をします。
これが日本で新暦が取り入れられたきっかけです。


2.中国での春節の過ごし方とは?

国産の原料を使った和紙

旧暦をお祝いする中国では、旧暦の正月時期を「春節」として国民の祝日に制定されており、中国の中で1番大きな祝日となっています。旧暦で設定されるため春節の時期は年によってバラつきがありますが、おおよそ日本の1月中旬~2月中旬の間になります。

春節が近づくと道路や家の中などを赤色で彩り、赤い提灯を飾って、玄関に赤い対句を飾ります。銀行や公共機関では、お金に恵まれるような新年の様子が描かれた写真を飾ることが一般的です。 また、新年を迎える際には大量の爆竹を鳴らし、花火を打ち上げてお祝いをします。しかし環境保護のために一部の都市では爆竹や花火の使用が禁止されているところもあります。(現在では禁止から制限へと緩和される傾向にあります。)

中国の春節は、家族が集まる時期です。長期間の休みを利用して旅行に出る人も一定数存在しますが、帰省して家族と過ごす人の方が多いです。
その理由として、中国ではまだまだ出稼ぎ労働者が多く、農村地の人たちが都心へ出稼ぎに来ていることが挙げられます。そのため、春節の時期には中国全土に渡って里帰りのための大規模な移動が行われます。

中国の大規模な移動(鉄道の様子)

そして企業オフィスや工場などはすべて休みとなります。政府が設定した公的な休日期間は土日を合わせて7日間ですが、田舎に帰る方が多く、13億人超の人の移動による大混雑により前後1週間延長し、3週間ほどの休暇にすることが一般的です。
都市部の工場などは出稼ぎの人が多いため、春節の大晦日より前から徐々に人が減っていき、戻ってくるタイミングも人によってバラつきがあります。
約3週間に亘る大型連休ですが、中国の祝日は日本よりも少なく、春節と国慶節(10月)が唯一の大型連休となります。出稼ぎに来ている人からすると1年に1度の帰省のタイミングになるためにこのような大規模な連休・移動につながるのです。
※2024年の公式な春節期間は2月10日(土)~2月17日(土)の8日間と設定されていますが、2月9日の休暇取得が推奨されているため実質は、2月9日(金)からの連休となります。


3.春節の時期の日本の様子

では春節の時期、日本ではどのような様子なのでしょうか。

観光客が日本で楽しむ様子

コロナ以前には多くの観光客が来日していたことを覚えていますでしょうか。2019年、春節時に631.1万人の中国人が海外旅行へ行ったとされています。その海外旅行先の人気No.1が日本でした。インバウンド景気を狙った小売店や飲食業界では中国語表記の看板や中国語の堪能な店員が多くなっていたことが記憶に新しいです。

また、横浜や神戸にある中華街では毎年盛大なお祭りが開催されます。

横浜中華街の様子

横浜中華街の様子

出展:公式 横浜中華街より

横浜中華街では2024年で38回目の開催になります。中華街では11月からイルミネーションが点灯し徐々に盛り上がりを見せていきます。
この時期の観光客はパレードやイルミネーション、グルメを通して「春節」という旧暦の正月の雰囲気を楽しむことができます。

また、神戸南京町でも毎年お祭りが開催されています。開催期間には、京劇の衣装を着た人のパレードがあったり、獅子舞が登場したりします。もちろん、食べ歩きのグルメなども多く登場し県内外の多くの観光客で賑わいます。

神戸南京町

2023年春節祭の様子

出展:公式 神戸南京町より

反対に中国や台湾、韓国では多くのお店が休業期間に入ることからその地域へ旅行に行くと、施設やショッピングモールが開いていない可能性があります。


4.春節とオリジナルノベルティの関係

春節の時期の中国は、国全体で大規模な休業に入ります。工場やデパートをはじめ、銀行や行政機関なども休業になります。

中国の工場

中国は、世界の工場と言われるほど世界各国の企業の生産拠点があり、今ではその地位を確立させています。広い土地と多くの工員、安い賃金が魅力でしたが、最近では最低賃金の引き上げが行われつつあります。

春節の時期に差し掛かると、生産スケジュールの調整や物量の増加による船の遅れ、配送遅延など様々な問題が発生することが多くあります。
車やパソコン、テレビなどの電子機器はもちろん、ノベルティグッズやイベント資材なども中国で製造していることが多く、春節の時期は特に気を付けて生産スケジュールを調整する必要があります。
そのため中国とやり取りをしている多くの企業は、12月ごろから徐々に春節を見越して工場とスケジュール交渉を行ったり、配送の遅れを考慮して早めに出荷手配したりするなど、さまざまな対策を行っています。
また春節が終わった後も田舎から工員が戻り、春節前の生産規模に戻るには少し時間がかかります。

そのため、春節の前後に急遽オリジナルのノベルティグッズを作製したい場合は、中国の工場の生産ラインがすでに埋まっていたり、生産納期の調整ができずにノベルティグッズの製造が間に合わなかったりする場合があります。

中国の工場の生産ラインで作業する様子

5.春節でもオリジナルグッズが作れる

集客に使われるノベルティ

日本では年間を通して様々なところでイベントや展示会が開催されています。春節の時期も、日本国内では年末年始のセールや学生の春休みによる旅行、企業の年度末など盛りだくさんで、それらに合わせて各地で集客イベントが開催されます。そのイベントの多くでは、集客のためにノベルティが使用されています。

日本国内にいると春節と直接的に関わることは多くはありません。また、約3週間に及ぶ大規模な休業で、オフィスや工場が稼働しないことを知らない人も多くいます。そのため、急なイベントや展示会などでノベルティグッズが必要な場合に、グッズを用意できずに困ってしまう人も多いです。
そんな時に便利なのが、国内で在庫しているノベルティグッズを使用することです。favoristでは取り扱っている商品のほとんどが国内で在庫しており、最短で即日の出荷が可能です。また、取り扱っているすべての商品にオリジナルグッズとしての名入れ印刷が可能で、企業名やイベント名、商品名などを印刷することができます。
また豊富な商品ラインナップで、イベントのイメージや配布するターゲットに合ったノベルティグッズを選ぶことができ、集客や商品プロモーションにピッタリあったノベルティグッズを選ぶことができます。 favoristでは、生産工場の稼働が止まってしまう春節の時期でも、必要な時に必要なノベルティグッズをご提案いたします。