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プラスチックに関わる資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環法)について

ワンウェイプラスチックが無くなる。「マイストロー」の登場と日常化。

2022(令和4)年4月1日に「プラスチックに関わる資源循環の促進等に関する法律」が施行予定なことはニュースにも取り上げられていてご存じの方も多いのではないでしょうか。 これは海洋プラスチックごみ問題、気候変動問題、諸外国の廃棄物輸入規制強化等への対応を契機として、国内におけるプラスチックの資源循環を一層促進する重要性が高まった影響で、プラスチックの資源循環体制を強化する必要があるために制定された法律です。

(外部リンク:環境省「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」の普及啓発ページhttps://plastic-circulation.env.go.jp/)



プラスチックは選んで減らしてリサイクル

プラスチックごみ問題に動く企業

この法律の施行に伴いワンウェイプラスチックの在り方について企業は考える必要があります。
ワンウェイプラスチックとは、一度だけ使用した後に廃棄することが想定されるプラスチック製品のことを指し、使い捨てのスプーンやフォーク、ストロー、レジ袋、などです。

日本は2018年に国連環境計画より一人当たりのプラスチックごみの廃棄料が世界で2番目に多いと指摘されました。
その指摘に政府及び各企業は海洋汚染につながる使い捨てプラスチックごみ問題に対して動き出しました。

レジ袋の有料化は記憶にも新しく、今では当たり前の習慣になっているでしょう。これは2030年までにワンウェイプラスチックを25%排出抑制する、という資源・環境問題に対する目標を元に決められた施策となります。

そして最近はプラスチックストローが話題に上る事が多くあります。それは、海に捨てられたプラスチックストローがウミガメの鼻に刺さっている映像が流れ、それがあまりにも衝撃的だったことも一因を担っているのではないでしょうか。

(外部リンク:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/081900226/

この動画を機に日本でも海洋プラスチックごみに対して意識を向けた方も多いかと思います。
2018年頃から大手ファミレスチェーン店などでストローの取り扱いを廃止する動きが出てきました。レストラン内でコップで飲むことを想定している水(お冷)やその他飲料は、ストローを廃止したとしても問題ないでしょう。
一方でテイクアウトを行っているカフェやファーストフード店、歩きながら飲むこともあるテーマパークについてはすぐにストロー廃止とはいかず、紙製ストローへの切り替えを行っていきました。
そしてお店を利用している消費者へプラスチックストローの廃止について意識付けができた頃に、更なるゴミの削減を目指し、また利用客へ地球問題を身近に感じてもらうべく「マイストロー」発売へと移行していったのです。

今回はそんな経緯のある「マイストロー」について大手コーヒーチェーン店に注目して見ていきたいと思います。

1. 大手コーヒーチェーン店のマイストロー

ここ数年でスターバックスコーヒーやタリーズコーヒー、ブルーボトルコーヒー等の大手コーヒーチェーン店からマイストローが発売されています。各社の特色についていくつか取り上げてみましょう。



スターバックスコーヒーはシリコン製でフラペチーノも楽しめる太めのストロー

スターバックスコーヒーは、2021年8月に、2030年までに使い捨てプラスチック削減の取り組みを進め、廃棄物・CO2排出量50%削減の目標を掲げました。それに伴い店内のストローは徐々に紙製になり、また冷たい飲み物でもストローが無くても飲めるような蓋を開発、提供を開始しました。
※2021年8月26日プレスリリース参照(外部リンク:スターバックス プレスリリース

シリコン製のマイストロー

そんな中、2021年3月にマイストローを発売。
スターバックスのマイストローは、シリコン製のストローとシリコン製のケース、専用の洗浄用のブラシがついたセットになります。 また、ケースとストローどちらも中心で色が切り替わっておりカラフルで可愛らしいストローになっています。 フラペチーノも楽しめる太目のストローが自社商品の特徴を捉え、スターバックスオリジナル感がさらにアップしています。

画像:スターバックスコーヒープレスリリースより

タリーズコーヒーのリユースストロー

洗浄用のブラシがセットになったマイストロー

タリーズコーヒーのマイストローも、ストローと持ち運び用のケース、洗浄用のブラシがセットになっています。
ストローはアルミ製で、口につけるとひんやりして飲み物の冷たさを感じることができます。持ち運び用のケースはポリカーボネートというプラスチック樹脂で出来ていて、持ち運んで屋外でも気軽に使えます。
「TULLY'S COFFEE」のロゴが印刷されているのも特徴的です。

デザイン性・機能性もすぐれたブルーボトルコーヒー

ブルーボトルコーヒーはコーヒー界のアップルとも呼ばれ、アメリカで大人気のコーヒーショップですがその人気は日本でも連日行列を作るほど。 味はもちろん、デザイン性も人気の一つではないでしょうか。 そんなブルーボトルコーヒーのマイストローはMADE IN TSUBAMEで400年の伝統を持つ、新潟県燕市の職人によって作られています。アルミ製で熱伝導率の高さから、冷たい飲み物をより冷たく感じられ、また、燕市の技術ならではの口当たりの良さも特徴です。 こちらも他2社と同じく、持ち運び用の防水バッグと、洗浄ブラシがセットになっています。

熱伝導率の高いアルミ製のストロー

(外部リンク:公式サイトhttps://store.bluebottlecoffee.jp/より)



2.Instagramから見るマイストロー

スターバックスからプラスチックストローが消えた時に、「映え」を意識した女性を中心にストローロスが発生しました。
あのスターバックスのグリーンストローとロゴ入りの透明カップが一緒に写真に納まることで可愛らしさと「映える」ことができると考える女性が多いためです。
一方で、紙ストローでは表現できなかった「映え」をあえてカラフルなマイストローを持ち歩くことで、「映える」写真を撮る人が増えたようです。
その証拠に『#マイストロー』の投稿も増えてきており若い女性の日常生活に浸透し始めていることは間違いないでしょう。



Instagramのハッシュタグ|マイストロー

記事掲載時点(2022/2/10)のInstagrame『#マイストロー』の検索結果



3.これからのプラスチック

今年の4月に「プラスチックに関わる資源循環の促進等に関する法律」が施行されると、ストローはもちろんコンビニやファーストフード店のカトラリー、飲食店のお持ち帰り容器など私たちの暮らしにかかわるプラスチックへの規制が強くなることは間違いないでしょう。そしてSDGsやエコに関連したアイテムは今後増えていき、日常に欠かせないものとなるのではないでしょうか。 ノベルティや販促品でSDGsやエコに関連したグッズのご提案でお探し、お悩みでしたらお気軽にご相談くださいませ。

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